酔わないと更新しなくなっちゃったような・・・

NHKの「プロフェッショナル」、見ました。
制作統括の有吉さんには、十年近く前にいちどお会いしたことがあります。
僕がとても興味を持った人がいて、もう亡くなっていたのですが
その人のことを知りたいと思って、縁者に連絡を取ったりしていました。
なにか、とてつもない飢餓感を抱えて、肉筆浮世絵や工芸作品を
買い集めコレクションしていた人でした。
サラリーマンでしたが、生活を切り詰めて浮世絵を買い、
価値が見直されて値上がりしてしまってからは、
現代工芸の作品を蒐集していました。
恐るべき目利きで、後に一家を成した工芸家の作品を
はずしていません。
ほとんどがニセモノと言われる肉筆浮世絵でも、ニセモノは数少なかった・・・。
そうして、宝の山に囲まれて生活しながら、
買ったものを出して見ることがなかったようです。

何が僕の共鳴箱に響いたのか分からないのですが
おそらく転勤を契機に、なにか感じるところがあったのでしょう。

知って何かを書くというようなあてもなく、その人の周辺から情報を得ようとしました。
その過程で、NHK熊本放送局のディレクターが、すでにドキュメンタリーに
して番組に仕上げていたことを知りました。
VTRを手に入れて見ました。僕があらためて取材する意味がないように思えてしまうくらい
行き届いた番組に仕上がっていました。
その番組のディレクターが有吉さんでした。
話を聞きたいと申し込んだのはそのあとでした。

渋谷の放送センターの喫茶室で会った彼は、ハンサムな青年でした。
僕は、まだその人のことが自分の中でうまく位置付けられていなかったのだけれど
彼の中ではきちんと納まっていたるように思えました。

ああ、有能なジャーナリストだな、と思いました。
僕は、上手に折り合いがつけられないまま、
その人のことを知ってしまったことが、
自分のこれからを変えてしまうかな、という予感がありました。

何を書いているのか、自分でも分からなくなってしまいました。
なんのこっちゃ、という文章ですね・・・。

憑かれたように買うだけで、いったん自分のものになったあとは、
せっかくの美しいものを楽しむことを
知らなかった彼のことに、いまは批判的です。
工芸家にとっては、自分が作ったものを死蔵されてしまっては浮かばれません。


「プロフェッショナル」は、おそらく
ドキュメンタリーというものの最前線を切り開いている番組でしょぅ。
なんで、ここにカメラがあるんだ、という映像を目撃しているすごさを感じます。
NHKって、なかなかなもんだな、と思ってしまいます。

酔いが醒めてきました。なんのこっちゃと思われるかなぁ。
自分ではよく分かっているんですけどねぇ。

いいや、このまま送ってしまおう。

ではまた。
by yasuhikohayashi | 2007-01-18 23:33

日々、気がついたことのあれこれを書きます。


by 林 寧彦(やすひこ)
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