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今年最初の投稿が2月も下旬ということになってしまいました。

知人が言っていましたが、あいだがあくと
ちゃんとしたことを書かねば、という気になって
ますます書けなくなる・・・・
そのとおり、なのであんまり気張らないで書きます。
で、広告です。

98年に出した「週末陶芸のすすめ」が、文春文庫に入ります。
4月発売の予定。

あらたに、その後の10年のことを書き足したり、
写真部のカメラマンが撮影に工房まで来てくれたり
校正をやったり、という日々を送っていました。

しっかし、文春の校正部おそるべし!
誤字脱字、表記の統一は言うに及ばず、
内容についてのじつに熱心な精査がなされていました。

たとえば・・・・
「ジャン・バルジャンが銀の燭台を盗んだ」、と書いたら
盗んだのは燭台ではなくて「食器」だと指摘が入りました。
学芸会で神父さん役をやったくせに、思い違いをしていました。

15年ほど前に東京国立博物館で開かれた展覧会を
「中国陶磁3千年展」と書いたら
きちんと正しく「特別展 中国の陶磁」と直してあったり。

そのほか、前とつじつまが合わないとかの指摘もたくさん。
そのときはそう思ったんだよ、しるか!
と、ののしりながらもせっせと直していたら
ずいぶん時間がかかってしまった。

単行本を文庫にする作業は、スキャナーの読み取り機能で
チャッチャとやるのかと思っていたら大違いでした。

巻末に挙げた参考図書も、ぜんぶ調べなおして、間違いを正してありました。
たしか4人がかりでやると聞いたときには
ワープロを打つのに4人も???
と思ったけど、ここまで徹底して読み込み、調べなおす作業だったとは。

むむむ・・・恐るべし!

口絵もあらたに10枚ほど書きました。
そして昨日、出版社に2度目の校正原稿といっしょに送って。
これで僕の手を離れました。
ふう。

さて、文庫には予想外の帯が付きそうです。
かなり真面目な入門書を思わせるフレーズです。
コピーを考えた編集者が電話でこう言いました。
「まぁ、羊頭狗肉ではあるんですけど・・・・」
「あはは、そうですねぇ・・・・」

こんど会ったときに、言葉の使い方を教えてさしあげようかと
思っています。
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by yasuhikohayashi | 2008-02-28 18:13

日々、気がついたことのあれこれを書きます。


by 林 寧彦(やすひこ)
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