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雪の日のテスト

雪が積もった翌日の日曜日。
外で食事しようか、ということになって
店は決めないで散歩かたがた出ました。

道にはまだ雪が残っていて、日が落ちて凍り始めたので
滑らないよう気をつけながら歩いて行った。
イタリアレストランの前を通りかかった。
それまで、気にはなりながら足を踏み入れたことがなかった。
外階段を上ると入り口。歩道からは中の様子は見えなかった。

入ってみようか」そう言って入りかけた僕を、ふたりが止めた。
階段の下までは雪かきがしてあったけど、歩道には手が付けられていない。

「お客さんのこと考えてないよ」と、娘。
僕は、そういうのに疎いのだが、アルバイトで鍛えた娘は指摘した。
なるほど、店の中も客への配慮が行き届いていないだろう。
「やめよう」ということになった。

雪の日に、店はそういうところを、客にテストされるんですね。



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写真は、ベランダに来る雀。スケッチするために餌をやっていたら
すっかりなついて、朝いちばんで挨拶に来ます。
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by yasuhikohayashi | 2006-01-25 17:37

ホリエモン逮捕の日に

ホリエモン逮捕のニュースが流れています。

やはりズルはいかんだろう、というのがこの数日の感想でした。
金曜日に電車の若いビジネスマンと思われる男女の会話がホリエモンに冷たいのが気になりました。
彼に夢をもらった、と言っていたはずなのに。
検察は世論の動きを読んでいたことでしょう。
「出る杭は打たれる」というトーンは少なく、僕のように「ズルはいかんだろう」という
風潮一色になったのを狙ったようなタイミングでの逮捕でした。

ある大手企業の若者が、昨日メールをくれました。
自分の同期入社の男が、ライブドアに転職して執行役員になった・・・。
いま、彼はどうしているんだろう・・・・人生はあざなえる縄の如し。
今日も昨日と同じ仕事があることの有り難さ・・・・・
そんな意味のことが書かれていました。

リクルートの江副社長が逮捕された前後と、やはり重なってしまいます。
あのころリクルートを担当していた僕は、ライトとカメラの放列の中、社屋に入って広告の打ち合わせをした。学生時代はジャーナリスト志望だったから、僕は本来は、あのカメラの側にいるはずではなかったか、という思いもあった。
腕に覚えのある転職組の若者たち。野心的で既存の組織に収まらない、そんな人が多いように思われた。直接にはお目にかかる機会はなかったが、江副さんの求心力をそこここに感じていた。

江副さんが去って、リクルートは生き残った。
世の中がほんとうに必要とする仕事は、世の中が捨てない。
そんな確信はあります。

ライブドアは、どうなんだろう。
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by yasuhikohayashi | 2006-01-23 21:24

厄日

昨日は、とんだ厄日でした。

一週間かけて作ってきた板皿の最後の工程が終わって
あと2時間ほどで乾燥にまわせる、という段階で・・・・・。
作業代のアーム式のスタンドを引き寄せたら、板皿の上にまともに倒れこんだ。
まだやわらかい粘土の上に!

以前だったら、感情が爆発していましたよ。
このごろほんとに、それほど腹が立たなくなったのが不思議なくらい。
まぁ、スタンドが悪いわけでもないし、焼成の実験用には使えるし・・・・。
10分後には新しい大板皿を作るために粘土を練り始めたのだから、僕もずいぶん人間ができてきたものです。
ウウウ・・・と犬のように吠えて、テーブルをこぶしでガツン!と一発叩いたていどですみました。


それから30分くらいしたころ、工房の外の道でガツンという音。
出てみると、宅配ピザのバイクが止まっていて、
ヘルメットのお兄さんがケータイで連絡を入れていた。
「ハンドルが曲がって動かなくて、エンジンもかからないんです」。
工房とは反対側の神社の土手にぶつけたようで、倒れたバイクを起こしたばかりという様子。
「雨で土が流されて、道がぬかるむんだよね。前にも配達の人が転んで・・・」という話をして、
迎えが来るまで寒いからと工房の中に誘った。
腕を少しすりむいただけで大丈夫そうだった。

彼は警察に事故の報告の電話を入れた。住所を聞かれたので教えた。
「今は、その工場の中にいるんですけど・・・・、ちょっと待ってください。」
そして、僕のほうをふりむいた。
「この工場の名前はなんというんですか」
そうでなくても機嫌が悪いところに、「工場」という言葉を2回聞いて、
さすがに声が大きくなった。
「コージョーじゃない。コーボーです。名前は・・・ない!」

そのあとお巡りさんが2人来て、かんたんな現場検証をして、ヘルメットのお兄さんも礼を言って帰っていった。

「手で作るということの意味はなんだろう」「工場で作れるものを手で作ってもしょうがないんじゃないか」
このところそんなことを、なんとなく考えたりしていたから、「工場」という言葉に過剰反応してしまった。
自分では、ここのことを「こうば」と呼んでるんだけど、他人から言われるのは・・・ねぇ。

事故を起こしたうえに、こんなおっさんに出会った若者こそ厄日だったのではなかろうか。
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by yasuhikohayashi | 2006-01-16 10:57
今朝は7時前に起きました。
大学生の娘が、友達と銚子まで初日の出を見に行って、
戻ってくるのが11時過ぎになるというのでお雑煮はそれから。
それまで粘土いじりをすることにして工房に行きました。
家人からは、「怠け者の正月働き」とからかわれながらの初陶芸となりました。

工房のとなりの神社に、一人で初詣。
柏手を打つと、やはり気分が引き締まります。

娘がケータイで撮影してきた初日の出を見ながらお雑煮をいただきました。
銚子は本州でいちばん早い初日の出が見られるということで
友達と計画したようです。いかにも、の青春をしてますなぁ。
雲がじゃまして海から昇る初日は見られなかったそうですが、
雲の切れ目から一瞬のぞいた太陽が見られたとのこと。

これがその銚子沖の初日の出。 
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お雑煮は僕の田舎の岡山風です。
醤油仕立てで、ごぼう、大根、にんじん、ほうれん草・・・と具だくさん。
それに、ブリが入ります。
餅はゆでたもの。

ナルトと三つ葉のお澄ましに焼餅という東京の雑煮になじんで育った家人は
最初は抵抗があったようですが、
娘が岡山風のお雑煮が好きなこともあって
いまではお雑煮といえば、この岡山の雑煮です。
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by yasuhikohayashi | 2006-01-01 23:15

日々、気がついたことのあれこれを書きます。


by 林 寧彦(やすひこ)
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