2008年 03月 22日
唐津の師匠の個展
以前のものにくらべて、ずいぶん薄作りで軽快な印象だった。
「君が来ていたころとは、アタマの中がまったく変わってるんだよ」
工房で話し込んでいたときの時間がよみがえってくるような
熱のこもった話が続いた。
「あと、3ヶ月くらいで今までやってきたことが完成するんだよ」
吉野さんが目指してきた古唐津の再現が間近のようだ。
使い勝手の良さそうな絵唐津の小皿を3つ頂戴した。
会場に来ていたKさんも誘って、ギャラリー近くの居酒屋へ。
Kさんは某お役所の役人さんで、転勤で向こうに行って
やはり吉野さんの工房で手ほどきを受けた人。
「僕は真面目にロクロを挽いてたけど、
林さんは吉野さんと話してばかりでしたよ」
あらら、ものすごく熱心にやっていたつもりだし、
それをあちこちに書いたりしてたのに・・・・ううむ。
どう考えてもKさんの記憶ちがで、
それは僕じゃないと思うんだけどなぁ・・・・。あはは。
12年前に初めて工房にうかがったころ、
吉野さんは今の僕の歳だったと知る。
立派に見えたなぁ。
そして、なんだかますます元気になってる。
ほんとにちっとも変わってない。
焼酎の芋にしようとしたら、ボトルでしか頼めなくて、
しこたま飲んでしまった。
で、今日は二日酔い気味。
師匠は、ぶじ会場に到着しているだろうか。
吉野靖義 作陶展は、炎色野(ひいろの・渋谷)で3月20日(木)~3月25日(火)
12:30~6:30(最終日~4:00)作家在廊日=20(木)21(金)22(土)
by yasuhikohayashi
| 2008-03-22 13:08