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新刊との対面・・・15日ごろには書店に

6日の金曜日、
新しい本が刷り上るとの連絡があり、都内に出ました。
食事もいかがですか、とのことで楽しみに出かけました。

ところが。
僕の不注意で降りる駅を間違えてしまって、20分あまりも遅刻。
デパートの中のレトロな食堂は、年配の人たちででいっぱい。
30分ほどの待ちになるとのことで、やむなく地下のイタリア・レストランでの昼食。
お世話になったふたりの編集者と一緒に、赤ワインで乾杯。

刷り上ったばかりの新刊と対面しました。
南伸坊さんの装丁で、どんな体裁になるかは、まったく聞いていなかったのですが
装丁家(伸坊さんは、自身では職業を「装丁」と名乗っておられるけど)としての
プロの仕事だなぁ、と思わせられるできあがりでした。

僕の染付けの皿をレイアウトしてあり、紙は磁器の肌を思わせるつややかな白。
本のタイトルと、僕の名前は墨。その横のhayashi yasuhikoの文字は、呉須の色。
「陶芸家Hのできるまで」というヘンなタイトルにひっぱられず
スキッとした清潔な印象に仕上げてあるのは、さすがです。

「週末陶芸のすすめ」も伸坊さんの装丁で、気に入っていましたが
今回はまったく違うアプローチで、「これしかない!」と思わせてくれました
新刊との対面・・・15日ごろには書店に_e0057104_1421089.jpg

帯も紺もいい感じ。
帯のコピー「私は“これ”で会社を辞めました」にはびっくりしましたが
(相談してくれればいいのにぃ・・・・。まぁ、出版社には出版社の狙いがあるのでしょう)

ともかく、269ページの本ができあがりました。
予定よりも半年ほど遅くなりましたが、そのぶん最近のことも書くことができました。
この厚さで1800円はお買い得です!だと思うなぁ。

7月15日ごろには書店に並び始めるとのこと。
よろしくお願いします。
感想などいただけるとうれしいです。
by yasuhikohayashi | 2007-07-08 14:08